花粉症(減感作療法)

スギおよびダニには舌下免疫療法があります。

方針イメージ


花粉症の時期は目がかゆくて、鼻が詰まって、ついでに副鼻腔炎にもなって、メガネ、マスク、点眼、点鼻、フル装備です。
この症状、軽くなりませんか。

花粉症でこういった訴えのある患者さんが多いですね。
私もスギ花粉症ですのでその気持ちがよくわかります。
中にはダニによる通年性のアレルギー性鼻炎の方もいます。

皆さんがご存知の通り、症状がある時にはマスクやメガネの使用、抗アレルギー剤の内服、点鼻、点眼をして、花粉症のシーズンを過ごしていることと思います。

それとは別な治療法があります。


~減感作療法、舌下免疫療法~


舌下にアレルギーの原因物質の抽出液を含む薬剤を投与することでアレルギー反応を減弱させていく方法です。減感作療法については従来の皮下注射がよく知られていますが、近年、スギ花粉症およびダニアレルギーに対する舌下免疫療法が普及してきました。


基本的に3-5年治療すると症状が軽減すると言われています。初回投与時は副作用(ショック、強いアレルギー反応など)が出ないか観察するために30分程度院内で安静にしてもらいます。2回目以降の投与は自宅で行うことができます。


ただし、内服前後2時間は入浴、激しい運動などは控えてもらいます。治療開始後1か月程度は口腔内の腫脹、かゆみなどが副作用として出る場合があります。これらの症状は徐々に軽減していきます(場合によっては対症療法が必要)。


こういった治療によって少しでも花粉症やアレルギー性鼻炎の症状が軽減し、メガネ、マスク、内服薬、点鼻薬、点眼薬から解放されるといいですね。

医療法人松尾内科医院 坂本勇一
(写真は花粉症の時の私。このあとリスザルにマスクを取られました)